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歯周再生医療の勉強会に行ってきました

昨日の日曜日に勉強会に行ってきました。

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著作権の関係上スライドは映せませんが、歯周病により吸収した骨の再生についての講演でした。

昨年度、歯周治療に使う「リグロス」という歯周組織再生を活性化させるような薬が販売され、それにらついての説明会でした。下の図のような形で使用していきます。
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これにより歯の周りの失われた骨の再生ができるようになります。

もちろん患者さんの歯磨きが大前提にはなりますが。。。

興味のある方は一度ご相談ください。

歯ブラシにプラス! その3

歯ブラシを助ける道具のご紹介のラストです。

★歯磨き剤
 歯磨き剤には、フッ素や殺菌作用のあるもの、歯垢を取り除く効果やつきにくくする効果など、虫歯や歯周病予防のためのさまざまな成分が配合されているものがあります。
 ペースト状が一般的ですが、クリームタイプやジェルタイプ、液体タイプなどの製品も市販されています。
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★洗口剤
 適量を口に含んですすぐことで、お口の中をきれいにするのが洗口剤です。
 殺菌作用のある成分が含まれているものは、歯周病や虫歯の予防、口臭予防の効果も期待できます。
 含まれる成分によって効果が異なるので、お口の状態やライフスタイルに合わせて選びましょう。
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歯ブラシにプラス! その2

歯ブラシを助ける道具のご紹介の2回目です。

★電動歯ブラシ
 歯ブラシ自体が振動して、短時間で効率的に歯垢を除去できるのが電動歯ブラシ。
 最近は、音波歯ブラシや超音波歯ブラシ、イオン式音波歯ブラシなど、ブラシの振動数や回転数が1秒間に160万回という電動歯ブラシも登場しており、使用法や効果にそれぞれ特徴があります。
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★部分磨き用歯ブラシ(ワンタフトブラシ)
 ブラシの毛の束が小さく、磨きにくい部分をピンポイントで歯垢を取るために便利な歯ブラシです。
 毛の束の形によって、歯と歯の間用、奥歯の後ろ用など、いろいろな種類があります。
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歯ブラシにプラス! その1

歯ブラシにプラス! セルフケアを助けるツールを紹介

歯と歯の間や奥歯の後ろなど、どうしても通常の歯ブラシだけでは歯垢を取り除きにくいところもあります。

歯ブラシを助ける道具もいろいろあるので「磨き残しゼロ!」を目標に上手に利用しましょう。

使い方や自分に合ったものを、歯科医師や歯科衛生士にアドバイスしてもらって使うとよいでしょう。

今回は、そのお助けツールの中からふたつご紹介しましょう。

★デンタルフロス
 切って使うタイプと柄のついたタイプがあり、歯と歯の間の歯垢を取るために使います。

 歯ぐきを傷つけないように、前後にゆっくり動かしながら歯と歯の間に入れ、歯の側面をこすりながら、前後左右に2~3回動かします。

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★歯間ブラシ
 歯の隙間が広い場合に使います。
 隙間の広さに合わせて、少し抵抗があるぐらいのものを選びましょう。

 ゆっくり歯と歯の間に入れ、前後に2~3回動かします。
 歯ぐきを傷つけないように鏡を見ながら使うとよいでしょう。

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歯磨きがセルフケアの基本

予防には欠かせないセルフケアとプロフェッショナルケア

歯周病予防には、歯磨きなどのセルフケアに加え、歯科医師や歯科衛生士など、専門家のサポートも欠かせません。

歯磨きがセルフケアの基本

歯周病予防にも治療中のケアとしても欠かせないのが、歯垢を取り除くために歯をきちんと磨くセルフケア。

一般的な磨き方のポイントを紹介しますが、あなたに合った方法を歯科医師や歯科衛生士にアドバイスしてもらうとよいでしょう。

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◆ブラッシングのコツ
 ・力を入れすぎず、痛くない程度に小刻みに動かして磨く
 ・1本の歯の全ての面を細かく磨く
 ・磨く順番を決めて一巡するように磨くと磨き残しが防げる
 ・歯ブラシの角度を変えて
  いろいろな歯の面にきちんと毛先が当たるように工夫する

かかりつけ歯科医は「歯の健康」のサポーター

どんなに丁寧に磨いていても、残ってしまう汚れがあるもの。
歯周病を防ぐには1年に1~2回は歯科医師にチェック(健診)してもらいましょう。

かかりつけの歯科医を決め、定期的に診療を受けておくと、歯ぐきのちょっとした変化にも気付いてもらいやすくなります。

最近は「PMTC」(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・スリーニング)という、専門的な歯のクリーニングを行っている歯科医師も増えています。

自分では取り除けない歯周ポケットの歯垢(プラーク)や歯石などを除去したり、歯垢をつきにくくするために歯の表面を滑らかにしたりします。

あなたは大丈夫? 歯周病セルフチェック

歯周病は、早く見つければ丁寧な歯磨きで治ることもあります。
次のようなチェックで早めに対処しましょう。

歯周病セルフチェック
次の項目の当てはまるものに、チェックしてみて下さい。

□ 歯ぐきに赤く腫れた部分がある

□ 口臭がなんとなく気になる

□ 歯ぐきがやせてきたみたい

□ 歯と歯の間にものがつまりやすい

□ 歯を磨いた後、歯ブラシに血がついたり
  すすいだ水に血が混じることがある

□ 歯と歯の間の歯ぐきが、鋭角な三角形ではなく
  おむすび形になっている部分がある

□ 時々、歯が浮いたような感じがする

□ 指でさわってみて、少しグラつく歯がある

□ 歯ぐきから膿が出たことがある


【判定】

チェックがない場合

 これからもきちんと歯磨きを心がけ、少なくとも1年に1回は歯科健診を受けましょう。

チェックが1~2個の場合

 歯周病の可能性があります。
 まず、歯磨きの仕方を見直しましょう。
 念のため、かかりつけの歯科医院で、歯周病でないかどうか、歯磨きがきちんとできているか確認してもらったほうがよいでしょう。

チェックが3~5個以上の場合

 初期あるいは中等度歯周炎以上に歯周病が進行しているおそれがあります。
 早めに歯科医師に相談しましょう。

歯周病が活性酸素を増やす?

歯周病が活性酸素を増やし、全身にも悪影響?!

活性酸素とは、他の物質と酸化しやすい状態にっている酵素のこと。
体内の物質と活性酸素が反応して、からだにいろいろなダメージを与えるといわれます。

がんや糖尿病から、しみやしわの原因にまでなることから、老化を促進する物質としてよく取り上げられます。

この活性酸素が、歯周病と深く関わっていることが解明されつつあります。

活性酸素は、実は歯周病菌をやっつける働きをしているのですが、歯周病がひどくなると活性酸素が増えすぎて、からだ全体に悪影響を及ぼすのです。

歯周病の人と、そうでない人の血液を採取して、活性酸素を検出して測定したところ、歯周病の人のほうが明らかに活性酸素の量が多かったという報告もあります。

このことからも、歯周病予防が全身の健康づくりにつながることがわかります。

女性のからだと歯周病

知らないとコワイ・・・女性のからだと歯周病

女性と歯周病の関係では、妊娠・出産や閉経後に増える骨粗鬆症などが深く関係していることがわかってきました。

歯周病が妊娠・出産にも悪影響

妊娠中は、つわりなどで歯磨きが難しくなりがち。
そのため、歯ぐきの炎症が起こりやすく、歯周病になる人が多くなります。

さらに、妊婦さんが歯周病になると、お腹の赤ちゃんが小さく産まれたり、早産となるリスクが高まることが知られています。

これは、歯周病の炎症で出てくるプロスタグラジン(PGE2:子宮の収縮などに関わる生理活性物質)などの物質が、胎盤に影響するためであると考えられています。

妊娠中は自分自身のためだけでなく、生まれてくる赤ちゃんのためにも、お口の状態に気をつけましょう。

更年期女性は要注意! 骨粗鬆症と歯周病は相互に関係

骨粗鬆症とは、骨の密度が減ってスカスカになり、骨折しやすくなる病気。

女性に多く、閉経後の女性ホルモンの低下が主な原因です。

骨粗鬆症の人が、歯周病になると、歯槽骨(歯を支える骨)が急速にやせてしまいます。

また、歯周病で歯を失うと、噛む力が衰えて、食事によって得られるカルシウムも不足することにより、さらに骨を弱くしてしまう悪影響を招いてしまいます。

歯周病はタバコ病の一つ

歯周病の最大のリスクは喫煙

タバコががんや心臓病、脳血管の病気など、命に関わる病気の原因になることは既によく知られています。
実は、歯周病にとっても、喫煙は最も大きな危険因子なのです。

禁煙が歯と歯ぐきを救う! 全身を救う!

タバコを吸うとまず直撃されるのが口の中。
歯と歯ぐきにニコチンなどの有害物質が悪影響を与えます。

からだの抵抗力を弱めたり、末梢の欠陥を収縮させ、歯ぐきの血液循環を悪くしたりします。

また、タール(いわゆるヤニ)が歯にこびりつくと、歯みがきでは簡単に取れず、歯垢がつきやすい環境になってしまいます。

そのため、歯周病になりやすく、治りにくくなります。

歯と歯ぐきのためにも全身のためにも、また、周囲の人のためにも、禁煙しましょう。

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COLUMN
歯科医師が禁煙をサポートします

タバコは、歯周病はもちろん、口の中のさまざまな病気の原因。
歯科医院では、「禁煙外来」を設けて禁煙をサポートするところもあるなど、患者の禁煙相談に応じています。

歯周病予防は心臓の病気も防ぐ

歯周病が悪化して、歯周病菌が血液中に流れ込み、心臓の内膜に歯周病菌が付着すると、心内膜炎という心臓病を引き起こすことがあります。

これは死に至ることもある大変危険な病気です。

さらに、歯周病が狭心症や心筋梗塞などの心臓病のリスクを高めることもわかってきました。

動脈硬化や狭心症・心筋梗塞などの心臓病のリスクを高める

動脈硬化とは、血管が厚く硬くなり血管の内側が狭まる病気。

これが、心臓の筋肉に栄養を送る冠動脈(下図参照)に起こり、血管が狭くなったり(狭心症)、詰まったりする(心筋梗塞)のが虚血性の心臓病です。

歯周病菌が動脈硬化を起こしている血管に付着すると、血管を狭める作用を促進すると考えられています。
それが冠動脈で起これば、虚血性の心臓病となるのです。

動脈硬化を起こしている血管の細胞から、歯周病菌が検出されているとの報告があります。

心筋に血液を送る冠動脈
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冠動脈に動脈硬化が起こると虚血性の心臓病に・・・

動脈硬化を起こした血管から歯周病菌が見つかった!
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動脈硬化を起こした心臓の血管(壁)から歯周病菌がみつかった人の割合

歯周病がひどいと歯周病菌が心臓にまで達している人が多い
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※「歯周病と生活習慣病の関係:歯周炎と動脈硬化・心臓病」より

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